サンスターエンジニアリングアメリカ オハイオ州での事業拡大

2023年05月10日

サンスターグループのSunstar Engineering Americas(以下、SEA)は、オハイオ州、JobsOhio、REDI Cincinnati、スプリングボロ市からの支援を受け、オハイオ州スプリングボロでの事業を拡大することを発表しました。
この事業拡大には、60人の新規雇用と1,815万ドルの資本投資が含まれています。

SEAの社長であるWalter Palen氏は、「SEAは、革新的で高品質なソリューションをお客様に提供することで、前年比2桁の成長を遂げています。私たちは、自動車やレクリエーショナルビークルの市場を中心に、接着剤とシーラントの分野でイノベーションを起こし続けています。SEAは、スプリングボロ/フランクリン地区で事業を展開し、地元やオハイオ州にとって価値の高い雇用と機会を創出するための明確な道を歩んでいます。私たちは、モビリティと電動化に向けてビジネスを変革し、カーボンニュートラルな社会へ向けて進んでいます。SEAは、この地域でのプレゼンスを拡大し、オハイオ州に製造拠点を集約することを約束します。」と述べています。

オハイオ州スプリングボロ市とフランクリン市にまたがる5つの拠点を持つSEAは、自動車および二輪車業界を対象に、接着剤と金属部品の両分野で事業を行っています。今回の拡張により、SEAは、二輪事業、研究開発、倉庫機能を合理化し、新しい製造プロセスを統合し、新たな業務を内製していく予定です。また、化学エンジニア、研究開発担当者、スーパーバイザー、品質管理、オペレーション、セールス、バックオフィス、機器オペレーターといったさまざまなポジションを新たに設ける予定で。こうした新たな雇用の多くはスプリングボロでとなりますが、フランクリンでも多少見込んでおります。

JobsOhioの社長兼CEOであるJ.P. Nauseef氏は、「オハイオ州は米国で3位の製造業の労働力を持っており、SEAはこの地域で60人の雇用を増やすことでその事業を強化します。SEAはオハイオ州でイノベーション、投資、拡張を続けて製造効率を向上させ、世界中の顧客からの高まる需要に応えることができます。」と述べています。

REDI Cincinnatiのプロジェクトマネジメント担当副社長であるKevin Donnelly氏は、「シンシナティ地域は、製造業を営む企業にとって多くのメリットがあります。全米人口の60%に車で1日以内にアクセスできる立地、充実した教育エコシステムで鍛えられた優秀な労働力、2,700以上の製造業を含むビジネスに適した環境は、SEAの継続的な成長にとって理想的です。」と述べています。

スプリングボロ市長のJohn Agenbroad氏は、「サンスター、スプリングボロ市、そして地域全体にとって素晴らしいニュースです。サンスターがスプリングボロ市に資本と労働力を追加投資することを約束したことを嬉しく思うとともに、サンスターの一流の経営陣がこのように創造的な方法で経営効率を向上させたことを賞賛します。」と述べています。